整然と、間隔を保ったままスタートラインを踏み越え、マスクを外し、アームバンドやポケットに入れる。押しのけることも、張り合うこともなく、ゆとりをもった、満ち足りた表情で、ただ前をみすえて―。
これまで、いろんな方々のご意見をいただきながら、どのようにしたら大会を開催できるのか、いや、果たして、このような状況で大会を開催すべきなのだろうか、悩みながら、進んできました。その果てに見た、スタートの光景は、あまりにも美しいものでした。
皆様、本当にありがとうございました。ランナーの皆様、ボランティアはじめスタッフの皆様、ご支援、ご協力いただいた皆様、大会に関わったすべての皆様とともに、走りきることができました。地域の皆様、大会をさせていただいて、ありがとうございました。
感謝の思いは尽きることがありません。昨年、実現したことを糧に、しっかりと2022年の大会に向かっていきたいと思います。

12年目の奈良マラソンをこんなに素晴らしいレースにしていただき
本当にありがとうございました

奈良マラソン実行委員会